和歌山市禰宜[高積神社(たかつみじんじゃ)]までツーリング
経営の神様とよばれている「高積神社」
髙積神社は、和佐荘祢宜高山(現在の高積山)の上にあり、
古くから「高社」、「高ノ宮」、「高三所大明神」、「高ノ御前」と
たたえ奉られていました。
和佐高山の峰に鎮座することから「高」と呼ばれています。
高積神社の主祭神は「都麻都比売命」ですが、あわせて「五十猛命」
「大屋都比売命」も祀られています。
これは「紀伊国一之宮」として知られる伊太祁曽神社と同じ祭神ですが、
これら三柱の神々はもともと秋月(現在の日前宮の社地)に祀られていました。
その後、一旦は伊太祁曽の地に三神とも遷座したものの、
大宝2(702)年に三神分祀の勅令が出たため、都麻都比売命は高山(高積山)に、
和歌山市宇田森(現在の大屋都比売神社)に分かれて祀られたと言われています。
この三柱の神々はいずれも素戔嗚尊の息子・娘であり、
我が国に樹木の種をもたらせたとされる樹木の神様です。
ですから、この高積神社と伊太祁曽神社、そして宇田森の大屋都比売神社とは
もともと一つの兄弟神社(正式には兄妹神社)であると言えるのです。
この神社一帯は旧和佐村であり、「経営の神様」松下幸之助氏も和佐村の
出身であることから、高積神社の改修にも松下電器産業から
多額の寄付が送られています。
松下幸之助氏もこの神社の崇敬者であったようです。
車で参拝した際には駐車場が神社左手にあります。
↓地図↓
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