和歌山市鳴神[鳴神社(なるじんじゃ)]までツーリング
紀伊忌部氏により創建せられた。主祭神天太玉命(向かって左側本殿)及び
祓戸の神速秋津彦命 速秋津姫命(向かって右側本殿)を祀る」とあります。
この神社は紀北では伊太祁曽神社に並んでの古社といわれている式内社です。
同じく境内社の香都知神社(軻遇突智命)、堅真音神社(神吾田廉葦津姫命)も
式内社という由緒ある神社で、創建時期も分からないほど古から祀られていたようですが、
藤原氏の台頭とともに、同じ祭祀を司る中臣氏に圧迫されて、
朝廷内に於ける影響力が弱くなった忌部氏が衰退し、それと共にこの神社も
衰退していったと言われています。
現在の御祭神・天太玉命は忌部氏の祖で、神速秋津彦命 速秋津姫命は
水戸(みなと)の神・堤防あるいは水門を護る神です。
拝殿・幣殿・本殿が左右に2つ並んでいます。
左が天太玉命、右は速秋津彦命・速秋津姫命を祀っています。
『式内社調査報告』では、左が速秋津彦命、右が速秋津姫命となっています。
車で参拝した際には神社横に広い空き地があるのでそこに停めておけます。
以前紹介した日前宮も車で10分位の場所に位置するので
リンクはっておきます。
↓地図↓
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