和歌山県伊都郡かつらぎ町大字東渋田[蟻通神社(ありとおしじんじゃ)]までツーリング
蟻通神社は天武天皇の時代、唐の高宗から七曲りの玉を献じられ、
これに糸を通して返せと難題をかけられたとき、1人の老人が現れ、
蟻に糸を結びつけ、玉の穴の一端に蜂蜜を塗り、一端から蟻を通しました。
蟻は蜜の香りにひかれて穴を通り抜け、糸を通したのです。
人々は感嘆してその名を問えば(吾は紀の国蟻通の神)と言って姿を消しました。
高宗は使者を遣わして紀の国を探れば、当村に蟻通の神が祀られており、
これより朝野の信仰が篤くなったと伝えられています。
社殿前には自然石造りの大狛犬(1.5m)があり、昔から此の足下をくぐると
疫病にかからないといわれ、現在では、入学祈願、就職祈願には、
蟻の七曲りの玉を速やかに抜け通りし因縁によるもので、知恵の神様として
崇敬者が多く有名です。
車で参拝の際は境内内に駐車できます。
↓地図↓
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