和歌山県海南市[妙臺寺(みょうだいじ)]までツーリング
海南市多田に位置するお寺妙臺寺の紹介です。
旧名草郡多田荘多田村にあり、『寛文記』によれば、
1297年~1364年)草創の旧跡であり、第2世を日延上人、
第3世を日住上人と云い、紀伊国では日蓮宗最初の寺院と云われています。
古くは寺家や式院もあり、寺領は80石、山林等も多数ありましたが、
数度の戦乱により、仏殿や僧坊等が焼失して衰退しました。
天正13年(1585年)、豊臣秀吉による紀州征伐後に寺田も没収されました。
江戸時代に至り、慶安2年(1649年)、紀州藩主徳川頼宣の母養珠院が寺地の
免許を与え、寺領米10俵を寄附しました。
母浄圓院も再建に尽力し、寺格も上がり、上人号を許されました。
日延上人が本山妙覚寺9世に列したことで、法流も妙覚寺の流れを汲みます。
釣鐘もあります。
駐車場は5、6台停めるスペースがあります。
↓地図↓
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