和歌山市大川[報恩講寺(ほうおんこうじ)]までツーリング
報恩講寺の由来は承元元年(1207)十二月、法然上人赦免の後
讃岐の配所からの帰路、海上が荒れた為油生浜に漂着しました。
この時、土豪孫右衛門や村人が、上人の慈顔温容を拝し、
上人のお世話をすると共に本願念仏の御化益を蒙り帰依しました。
上人がこの地を離れる際には、村人は名残りを惜んでお帰りをお止めしたので、
上人は自らのお姿を刻まれ開眼の上、村人に授けました。
またこの余材で百万遍大念珠を作りました。
御尊像を安置する為に建立された堂宇が報恩講寺です。
画像1枚目の場所から300メートルほど歩いた場所にお寺があります。
山門には仁王像があります。
法然上人が念仏を唱えることにより、この地は漁業で盛んになりました。
村人は喜び庵を建て法然の御影を安置し、念仏の霊場としました。
この庵は大河堂と呼ばれ後に報恩寺と号したが、さらに講の一字を加え、
報恩講寺となりました。
毎年11月22日から3日間、法然上人着船記念円光大師大会式(だいえしき)を行います。
前回紹介した大川八幡神社より歩いて5分程の場所に
位置します。
大川八幡神社を訪れた際にはぜひ寄ってみて下さい。
車は道沿いの広くなった所に置いておいて大丈夫かと思います。
↓地図↓
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