和歌山市大川[大川八幡神社(おおかわはちまんじんじゃ)]までツーリング
大川八幡神社の創立年代は不詳ですが、『紀伊続風土記』によると、
「前は今の社地より五丁(545m)西にあった住吉神社の境内に鎮座していましたが、
寛永年間(1624~1644)紀州藩士山本十太夫が当所を支配したとき、
村民阿舎梨孫右衛門と協力して現在地に移したという」とあります。
また、「今村中の産土神とす 社殿壮麗にして 尋常一村の産土神の体にあらず」とも
記されていますが、それを裏付けるように、「廻船問屋中」と記銘された、
高さ4mにも及ぶ壮大な石灯籠が4基奉納されており、
また今は老朽化しているが、絵馬殿には、5.5m程の菱垣廻船の模型が
保存されていることなどから、江戸中期には、紀州廻船の一翼を担う
重要な廻船基地として、繁栄した面影が偲ばれます。
急な階段を登っていきます。
階段の途中には石造の馬がお出迎えです。
当神社の元の鎮座地にあった住吉神社ですが、
海沿いの自然豊かな場所に鎮座する大川八幡神社です。
加太国民休暇村が近くにありゆっくりしていってはいかがでしょうか。
↓加太国民休暇村ブログ↓
車で参拝される方は神社鳥居の前に道沿いですが、
広くなった場所があるので、そこに停めておけます。
↓地図↓
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