和歌山県海南市下津町[稲荷神社(いなりじんじゃ)]までツーリング
稲荷神社は、往古当地火災の際記録を無くし、鎮座年月日は不詳ですが、
棟札及び、境内鳥居、燈篭等の年号には元和5年を始め
寛文11年、元祿4年、享保20年、明和7年等、約300年以前の建設物があります。
又、『万葉集』六巻[1023]天平十年戌寅石上乙麻呂卿配土佐国之時の歌
「大崎の神の小浜は狭けれども百船 人も過ぐといはなくに」
この歌は作者石上乙麻呂が、藤原宇合の未亡人久米若売との恋愛事件による
罪のため土佐に流される時、作者が船出の大崎港で歌った歌です。
旧大崎小学校の運動場に隣接して合祀されています。
毎年10月20日、秋祭りの宵宮があり、大勢の区民が学校に集まる
数少ない機会となっています。
車で参拝の際は元小学校の運動場に車を停めておけます。
↓地図↓
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