和歌山県伊都郡かつらぎ町萩原[神願寺(じんがんじ)]までツーリング
前回のブログで紹介した宝来山神社に隣接するお寺、
神願寺です。
よって開創されたと伝えられています。
1162年文覚上人によって再興されます。
隣にある宝来山神社とはかって神仏習合の神宮寺でした。
十三佛の第三番は文珠菩薩さまです。文珠菩薩は諸佛の智恵をつかさどる
菩薩さまで、この世の智恵を説き、それを与えるところの経典を左手に持ち、
右手には迷いを断ち切る剱を持っています。
世の中に横行する間違った考え方や邪悪な思想を断って、人びとの迷いや
無智を正して佛道を歩ましめ、それによって人間社会の本当の幸せを運ぶという
ご利益を与えてくれます。また当山の文珠菩薩は百獣の王といわれる獅子に
乗っていて、これは強く正しい智恵を持って堂々と生きぬくことを表しています。
この強く正しい智恵を仏教では般若と申し、尊い智恵、真実の智恵、
仏智を般若という言葉で表しているのです。
御真言は「おんあらはしゃのう」であり、仏さまの智恵に帰入して、
「あらはしゃのう」すなわち真言智を得て、幸せの道を行くという意味です。
仏教で説く智恵とは一つには懺悔反省であり、二つには感謝の心であり、
三つには智恩、報恩の行いを行うことです。
卯年生まれの守り本尊、縁日は二十五日
御利益は学力、商才、安産、祈雨、風雨を止めるお力をもっています。
車でお参りの際は駐車場は宝来山神社と共用になります。
↓地図↓
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