和歌山市園部[伊達神社(いたてじんじゃ)]までツーリング
船の守神「伊達神社」
伊達神社の創建は不詳です。
承安4年(1174年)の古文書によると伊達神社含め※「紀三所社」は
日前宮近くにあったと見られることから、
現在地の薗部への遷座はそれ以後とされます。
※伊達神社は志磨神社(和歌山市中之島)、静火神社(和歌山市和田)とともに
「紀三所社(きのさんしょしゃ)」と称されたとされます。
伊達神社の祀る「イタテ神」の性格を知るものとして、
「伊太代神」を祀ったという記述があります。
|
また『住吉大社神代記』では住吉大社摂社の船玉神社が紀氏の神であり
「志麻神・静火神・伊達神」の本社であるとしています。
このように「イタテ神」は船と関係が深く、船で各地に渡った
紀氏の神であるとされています。
人格神の五十猛命は「木の国(紀伊国)」を象徴する樹木の神ですが、
船は木を伐り出して作られることから、船の守り神ともされていました。
車で参拝する際には駐車場があります。
↓地図↓
|