和歌山市十番丁[多賀神社(たがじんじゃ)]までツーリング
近江多賀大社を総本社とする全国多賀講組織の1社です。
和歌山県全域、大阪岸和田以南を信仰、布教の対象として江戸時代中頃より
「多賀信仰」を広め「いのち神」「五穀豊饒神」「開運隆昌神」「縁むすび神」
「お伊勢さんの親神」として信仰を集め各村落に「お宿様」を
お願いし各戸訪問神符、年中心得書(生年月日による個人宛のもの)を
配布して来ました。
明治4(1871)年神仏分離令が出て、神仏混合であった多賀大社も
神道一筋として組織を統一、和歌山多賀講も明治9(1876)年和歌山県令に
神社設立申請認可されました。
神社は和歌山の街なかにあり建物と建物の間に
挟まれる形で鎮座しているので神社はとても狭いです。
狭い境内の中にも稲荷神社が祀られています。
昭和20(1945)年空襲で神社焼失、先祖からの講員名簿だけは地中に埋め
保存し助かります。昭和29(1954)年戦前規模の3分の1に縮少神社復興、
今日に至ります。また毎年6月には崇敬者一同で本社詣りを行っています。
「いのち神」お多賀さんの愛稱で全国的に知名度があり、
「赤ちゃん命名」「安産腹帯祈願」「病気平療祈祷」等の祈願参詣者が多いです。
多賀神社に参拝の際は近くに和歌山城があるのでぜひ立ち寄って
みてください。
↓和歌山城ブログ↓
車で参拝する場合は当神社には駐車場はありません。
近くのコインパークに停めてください。
↓地図↓
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