得生寺(とくしょうじ)は、和歌山県有田市にある西山浄土宗の寺院。
本尊は阿弥陀如来。中将姫ゆかりの寺院であり、
別名を中将姫寺ともいいます。
得生寺記によると天平宝字3年(759年)、
右大臣藤原豊成の娘である中将姫が父の後妻に
よってこの雲雀山の地(諸説あり)に捨てられ、
家来である伊藤春時に殺されかけてしまいます。
しかし、春時は姫を害することが出来ずに逆に姫を匿い、
そして出家して得生を名乗ってこの地に草庵を設けました。
草庵は後に安養庵と称されました。
毎年5月14日には、「中将姫会式」が行われ多くの参拝客で賑わいます。
5歳から12歳までの25人が菩薩の面をつけ、袈裟や緋の衣(アケノコロモ)を
つけて二十五菩薩になって山内を練り歩きます。
和歌山県指定無形民俗文化財に指定されています。
拝観料無料
駐車場あります。
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