和歌山県海南市[伊勢部柿本神社(いせべかきもとじんじゃ)]までツーリング
今回はJR海南駅より北に歩いて10分ほどの
場所に位置する海南市日方の伊勢部柿本神社(いせべかきもとじんじゃ)を紹介します。
に鎮座する前、皇祖 天照大御神の御霊代である
八咫鏡(やたのみかがみ)をおまつりするのにふさわしい
各地を巡幸し、一時的におまつりされた由緒のある土地や
神社のことです。)
として古くより崇められ、あらゆる産業や商・工業、
運輸交通の守護神として敬いまつられています。
手水を行い急な階段を登ると本殿です。
天下泰平の世になった江戸時代、日方の町は、
戦国の世から次第に息を吹き返し、千石船を使った廻船業が栄えます。
当時から日方は物流の拠点、多くの地元特産品や黒江漆器の材料となる
紀州材が千石船を使って大量に日方浦に陸揚げされ、
ここから大阪や江戸にとどまらず日本海にも運ばれ全国に
広まっていったと伝えられております。今から約300年前のことです。
当時の海運業は命がけです。海に浮かぶ船の上から、
船乗りたちが故郷の日方浦を望むと、この里神社の山が見に入り、
海上の安全、交通安全を願い、心のよりどころとして崇敬したのでしょう。
商売に成功し、商業の発達した日方の町に暮らす人たちがこぞって
寄進をして、神社は再び繁栄していきました。
そして現在に至ります。
海南市の中心部近くですが静かで落ち着いた場所にあります。
鳥居を抜けたら数台置ける駐車場があります。
↓地図↓
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