和歌山県海南市下津町[長保寺(ちょうほうじ)]までツーリング
国宝にも指定されている長保寺
長保寺は長保2年(1000)一条天皇の勅願寺として建立に着手し、
寛仁元年(1017)に完成したといわれ、
その後仁治3年(1242)寺地を東に移し、
延慶4年(1311)現本堂が建立されたといわれています。
小形ではあるが形態のよく整ったこの時代の代表的な楼門のひとつとされています。
画像は桜は咲いていませんが春にはとてもすばらしい
花を咲かせ観光客で賑わいます。
紀州徳川家になって初代藩主頼宣公により
上画像の多宝塔は寺伝では本堂と同時に建立されたとなっていますが、
構造、手法などから見るとやや時代が下るようです。
康永3年(1344)の弘法大師御影堂建立の勧進状に塔の名が見えることから考えて、
そのころにはすでに建立されていたことが知られています。
訪れるのであればやはり桜の咲く季節がいいでしょう。
無料駐車場もあり車で行っても安心です。
しかし桜の季節は駐車場は渋滞するでしょう。
↓地図↓
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