和歌山県海南市黒江[中言神社(なかごとじんじゃ)]までツーリング
「中言神社」の名称には、神と人との「中」を取り持ち「こと(言)」を行う、
そんな由来があるとのことです。
あえて「言葉」の「言」が使われていることから、
神様の言葉を伝える役割があったのではと言われています。
中言神社の境内には「黒牛の水」と呼ばれる名水が湧き出しています。
紀の国の名水50選にも選ばれており、茶道や書道などの上達に
効果があるとされています。
古い時代、中言神社一帯は「黒牛潟」と呼ばれる干潟となっていて、
境内には黒牛を思わせる大岩があったとか。
その黒牛の大岩を穿ったところ水が湧き出したため
「黒牛の水」と名付けられたようです。
万葉歌人・柿本人麻呂が「黒牛潟」を詠んだ歌碑も立っています。
中言神社の御由緒によると、「名草彦命」と「名草姫命」は夫婦の神様です。
そのことからご利益は、子供の健やかな成長・縁結び
・家内安全・陰陽和合、となります。
中言神社は黒江の町並みの入り組んだ場所に鎮座しています。
車で参拝の際は駐車場がないので注意してください。
↓地図↓
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