和歌山県有田市野[立神社(たてじんじゃ)]までツーリング
立神社の祭神は大屋毘古神を祀っています。
嘉応元年(1169年)宮崎定範が宮崎郷を領し、一城を築き、
この立神社境内へ別に社殿を創造し、熊野十二柱の神を祀り、数代崇敬しました。
天正年間(1573年~91年)、豊臣氏の南伐に当り、居城も攻め落とされ、
その兵火により当社殿も焼失しました。
代々の紀州藩主の信仰が厚く、徳川光貞が石の鳥居、治宝が扁額を寄進しています。
境内地には、ホルトノキ、ばくちの木、ヒメユズリハ、スダジイなどが繁り、
蝶類のヤクシマシジミの本県における最北端の分布記録地で
県自然環境保全地域として指定されています。
古伝によると、この地は有田川の衝に当り、巌下には深淵をなしていて
その上に立つ数丈の奇巌を「立石」ということから考えると、
立神の称はこの巌から起ったものとされ、水主神を祭ったもの
だろうといわれています。
車で参拝される場合は境内に駐車できます。
↓地図↓
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